2016年6月5日日曜日

"世間ではWindows 10へのアップグレードについていろいろ騒がれておりますが、それとはちょっと違い、Windows 10 HomeからWindows 10 Proへアップグレードすることについて。..."

“世間ではWindows 10へのアップグレードについていろいろ騒がれておりますが、それとはちょっと違い、Windows 10 HomeからWindows 10 Proへアップグレードすることについて。 Windowsでは、HomeやProなどのエディションによって使用できる機能がわかれておりますが、上位の機能を使いたくなった場合でも「設定→更新とセキュリティ→ライセンス認証」の画面から簡単にWindowsストアに移動し、上位エディション(Pro)へ再インストールなしでアップグレードできるようになっています。今回、私もその手順でアップグレードしたのですが、結果的にえらい目に合いました。その後マイクロソフトのサポートと細かくやりとりした結果、結論から言うと、このストアからProへアップグレードする手段は使わない方が良い、という結論に至りました。細かい経緯はあとに書きますが、理由について先に要約しておきます。 【おおざっぱなまとめ】 ・ストアからProへアップグレードすると、パーツひとつ交換しただけでアップグレードが無効となり1万4000円が消えてなくなります。そしてこれはそういう仕様でそういうライセンスです。 【要約】 ・WindowsストアでのHomeからProへのアップグレードは、「1台のPC」に対してライセンスされる。異なるPCでは無効となる。・「同一のPCであるかどうか」の判定基準は非公開であり、どのような条件で「違うPCとみなされるか」はユーザからは判断できない。今回私は1台SSDを追加した(ほかのパーツ構成はまったくいじっていない)ことで「別のPC」とシステム上判断されたため先に購入したProへのアップグレードは無効となった。これは同一のパーツ構成ではないので仕様どおりの動作でありライセンスは無効である。・つまりここで言う「1台のPC」とは、基本的にパーツ構成などが全く変化ない完全に同一構成でありつづけるPCを指す。厳密にはそうではなく多少のパーツ構成変更があれど同一PCとみなすことはあるが、その判定基準は非開示でありユーザからは判断できない。現実としてわずかなパーツ変更でも別のPCとみなすことはあるので、ユーザ視点では「一点たりともパーツ構成の変更が許されない」と理解するしかない。・このパーツ変更が部品の故障を起因とするものであればライセンスを有効としなおすこともできるが、「容量が足りないため」などというユーザ欲求による交換の場合はそれは当然として別のPCなのでライセンスを移行することはできない。これはそういう仕様でありそういうライセンスである。
【Windowsのライセンスについてまとめ】
・Home→Proのアップグレードをした場合、もとのHomeがリテールパッケージ版であった場合は、Homeのライセンスは「フルライセンス」と呼ばれるもので、「別のPC」に移行することも、PCの構成が変わってもライセンスを継続できる。しかし、「アップグレードの」ライセンスは元となったOSのライセンスとは別の「アップグレードライセンス」でありこれは「1台のPC」に対してライセンスされているためそのようなことはできない。
・Windows 10 Pro (パッケージ 24000円程度)とWindows 10 Home(同17000円程度)の価格差(7000円)に対して、ストアでのアップグレードが14000円であるが、このアップグレードは上記の理由によりパッケージ版Home(ライセンス移行可能)からパッケージ版Pro(ライセンス移行可能)になるわけではなく、パッケージ版Home(ライセンス移行可能)+Proアップグレード(ライセンス移行不能、パーツ変更不可)となる。”

- MobileHackerz再起動日記: 絶対にWindowsストアでWindows 10 Home→Proへのアップグレードをしてはいけない (via man-nona)

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